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風邪ひきさん 

ここのところ急に肌寒くなった。

朝、彼がくしゃみを立て続けに3回・・・





「風邪ひいたっぽい・・」
ぽつんとつぶやいた。


 

昨日の夜・・・
汗かいて・・・


 

私はちゃんとパジャマを着たけど・・・
彼は
そのまま寝てしまったのだ。


 


「大丈夫?」


「うん・・・」


でも彼はそのまま布団に戻ってしまった。


 

夕方まで戻れない事を告げてから
私は仕事に向かった。

 

 




家に帰って
寝室に顔を出したが彼がいない。

 


彼の部屋をのぞくと
ソファで彼が寝ていた。

 

あのあとずっとギターを弾いていたのか
テーブルの上にはノートやペンや
いろんなものが散乱していた。

 


寝ている彼のそばに行き声をかけた。

すると
「う・・・ん」と苦しそうに目を開けた彼。
とても具合が悪そうだった。


額に手を当てると
かなり熱が高い様子。



「大丈夫・・・?」と聞いても



「・・・・・・」ただ無言。

 


「ここで寝てちゃだめよ・・・。ベッド行こう」と
引きずるようになんとか寝室まで連れて行った。

 



彼はベッドに倒れこむように横になった。

 


私は布団をかけてあげてから
薬を探しにリビングへ向かった。

 

 


薬と体温計、熱を取るジェルシートを持って戻ると
彼はうつぶせで枕に顔をうずめていた。

 

そっと声をかけて私の方を向かせてから
額にジェルシートを貼り
体温計を渡した。


しばらくすると
ピピッという電子音がした。
熱は38度8分・・・。

 

「飲める・・・?」
薬を渡すと
渾身の力をふりしぼって・・・みたいに
薬を一気に飲んだ。

 

私はそれを見届けてからライトを消し
部屋から出ようとした。

 


「ルナ・・・・」
うなるようにかれがつぶやいた。

 


「どうしたの・・・」
彼の枕元で彼を覗き込んだ。

 

「ありがとう」
そう言って目をあけた。
彼の瞳は熱でウルウル潤んでいた。

 

私は彼のほっぺに軽くkissをして部屋をあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
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できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。