ごめんね
*edit
2011/10/29 01:19:08
2011/10/29 01:19:08
窓の外を見ていた・・・
キラキラと瞬く街の灯り
綺麗・・・
そう呟いたとき
ふわっと
背中から
彼に抱きしめられた。
「ごめんね・・・」
彼が私の耳元で囁く
私が振り返ろうとすると
動かないで・・・というように
腕に力を込めて
もっと強く抱きしめられた。
「ごめん・・・」
もう一度彼が言った。
すごく
切ない気持ちと
とても
あたたかい想いが
胸の中にひろがった
私は小さく頷いた
すると・・・
私を抱きしめていた彼の左手が
私の鎖骨をなでた・・・
そっと
そして優しく・・・・
彼の指でなぞられたところが
あつく熱をおびてくるのがわかった
私は目を閉じて
彼の左手に私の右手を重ねた。
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