お目覚めの・・・
*edit
2011/09/04 22:21:22
2011/09/04 22:21:22
北側に面する寝室は
その北側一面がガラス窓
カーテンはひいていない。
ベッドで目をさますと
なんだか空に浮かんでいるような感覚。
東側の窓から朝日が差し込んでくる。
遠くの高層ビルに朝日が当ってキラキラ輝いている。
隣で寝ている彼が寝返りをうった。
私のほうに向けられた寝顔・・・
長い睫毛が影をおとして
ほりの深い顔をよけい端正に見せている。
そんな彼の顔に見とれていると
「う~ん」と
お目覚めの様子。
思いっきり手足を伸ばして伸びをしている彼。
それはまるで天使が雲と戯れているようで
もしかしたら背中に羽があるのではないかと思うほど
「朝起きたときの伸びってマジ気持ちよくない?」
そう言うと
すっと長い腕が私の方に伸びてきて
私は彼のほうへへ抱き寄せられた。
彼の腕にすっぽりと包まれ
彼の愛にすっぽりと包まれ
痺れるようなしあわせに
そのままとけてしまうような感覚に身をまかせた。
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