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月の女神 

部屋の明かりを全て消したのに
月明かりが差し込む部屋は
うっすらと明るかった。



目が覚めた時
隣りに彼がいなかった。

からだを起こして
彼を探した・・・

バルコニーにいる彼をみつけた。


私はベッドの下に脱ぎ捨ててあった
彼の白いシャツをはおり
バルコニーへ出て
そして彼の隣へ
そっと並んだ





「ルナ・・・
ほら見て

湖に月がうつってるよ
すごく綺麗・・・」




湖畔に建つホテルから見える月は金色に輝き
彼を美しく照らし出した。


彼が指差したそこには
湖に映る
月の姿があった。




彼と私は
しばらく黙って中秋の名月をみていた。








「ルナ・・・」

彼の両方の手のひらのぬくもりが
私の両肩に伝わってくる。

彼と私は向かい合わせになった。


「ただいま・・・・」

うつむき加減の私の瞳を覗き込むように
彼が言う・・


私は黙って微笑みを返した。

「ルナ・・・」
もう一度彼に名前を呼ばれた。



見つめ合って3秒・・・

優しい時間が流れた。


私はそのまま彼の首に手を回して
正面から彼に飛びつくように抱きついた。


「おかえりなさい」


彼の両腕が背中にまわり
きつくきつく
私を抱きしめてくれた。




「おかえりなさい」



もう一度
囁くようにつぶやいた。


彼が背中に回した腕の力を緩めた。


「待って・・・
お願い
もう少しだけ
こうしていて・・・」




彼のドラマの中で
ヒロインを演じた女優さんがしていたように

私は彼をしっかり抱きしめた。



私の言葉にこたえるように
彼の腕に再び力が入った。



「好きよ・・・愛してる・・・」


「愛してる・・・」


「愛して・・・」


「愛・・・」


もう言葉にならなかった。




「ルナ・・・・愛してるよ」

彼の腕がさらに強く私を抱いた。








どこかでお月見をしよう
そう提案してくれたのは彼だった。



彼の仕事の都合で
二人別々に現地へ行く事になり
私は彼の到着を部屋で待っていた。



夜10時を過ぎて漸くやってきた彼は
部屋に入るなり
私を・・・
求めてきた。

ろくに言葉も交わさずに・・・

彼と私は愛を交わした。


彼が発するパワーを受け止めるのに
精一杯だった。

ただ力の限り彼の伴走をした。




そして
やっと今


「ただいま・・・」

の言葉を交わした。




彼は漸く役を脱ぎ捨て
私の元へ戻って来てくれた。






「ルナ・・・月の女神・・・」

「俺の女神さま・・・」



彼が
優しいキスをくれた。

何度も・・・
何度も・・・




「月は太陽によって輝くことができるんだから・・・
私の太陽は・・・・
あなたでしょ・・・

だから
あなたがいなくちゃだめなんだから・・・」



今度は私から彼に口づけた・・・
そして
彼の逞しい胸に顔を埋めた。




月は・・・
今夜一番高いところまでのぼりつめ
二人をそっと
照らしていた。








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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
あなたもlunaと一緒にステキな妄想してみませんか。
できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。