忍者ブログ
12 3 4 5 6 7 89 10 11 12 13 14 1516 17 18 19 20 21 2223 24 25 26 27 28 2930 31

[PR] 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

幻の月 

チェックインを済ませてホテルの目の前に広がる白い砂浜へ出た



夕暮れ時の浜辺は人影もまばらで私は一人で波打ち際をあてもなく歩いた。







今度の水曜日
泊まりで撮影なんだ。

俺が泊まる隣り町のホテルに部屋とった。

来れる?





花火を見たあの夜
彼からそう言われた。





都心から2時間ほどで行くことが出来るその場所。


私は仕事終わりで向かうことを彼に告げた。


思っていたよりも仕事が早く終わり
夕方には海辺のそのホテルに到着することができた。





でも
彼が来るのは
何時になるのか・・・・
全くわからなかった。







部屋に戻ると
すっかり暗くなった窓から
まんまるの月が見えた。


でも・・月は煙のような雲にまかれているように

見えたり
隠れたりしながらこもったように光を放っていた




私は
ヘッドホンで
彼の曲を聴きながら

そんな月を見るともなく眺めていた





両手でヘッドホンをしている両耳をおさえた
彼の声をより深く感じられるように・・・





目を閉じて

歌詞の通りにイメージしてみる





目隠しして・・・

首筋から たどってゆく カタチどおりに






彼の柔らかい髪がかかる
その首筋から

鎖骨をなぞる


肩から・・逞しい腕と胸へ


そうね
覚えてる
私の指先が


その感覚を・・・


そして
指を絡ませて
胸に顔を埋めて
彼の鼓動を感じる






目をあけて
月を見上げる

彼の幻が見える


でも
逆光で
彼の顔が見えない



そうか
幻だから・・・


もう一度
目を閉じる


月明かりに浮かんでる
彼のshadow








何度も繰り返し言い聞かす

僕は君を愛してなんかいない・・・




違う・・・

何度も繰り返し言い聞かす



私は彼を愛してる・・・

愛している・・・

愛している・・・





再び目を開けたとき

月は黒い雲に覆われて
姿が見えなくなっていた


涙が溢れてとまらない

私は嗚咽しながら
ベッドに突っ伏した










にほんブログ村 芸能ブログ 男性アイドルへ
にほんブログ村












▼つづきはこちら▼

この記事へのコメント

この記事へコメントする








絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL

(△お好みの文字サイズになるまでクリックしてください)
06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
あなたもlunaと一緒にステキな妄想してみませんか。
できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。