出会いのエピソード3
2011/09/17 22:49:40
私は仕事が忙しく
ケガから1週間休みが取れなかった。
右足の捻挫は少しずつ回復し腫れもひいてきた。
そんなある日
PCに見知らぬアドレスからメールが届いた。
捻挫は大丈夫ですか。
治ったら飯行きましょう。
たった2行のメール
送信してきたのは
彼だった。
そうだ・・・
この前名刺渡したんだっけ。
名刺にはPCのアドレスだけで携帯ののアドレスは載せていない。
私は迷ったけど
そのままPCから返信した。
先日はありがとうございました。
おかげさまで捻挫はかなりいい状態です。
我ながら色気もそっけもない文章だと思った。
するとすぐに
PCに返信が来た。
捻挫治ってきてよかった。
いつ飯いけますか。
それと
ルナさんの携帯アドレス教えてください。
私はすぐに返信が来た事に驚き
同時に携帯から返信しなかった事を後悔した。
彼にじらしていると思われなかっただろうかと・・・
私は携帯に彼のアドレスを登録し
今度は携帯からメールを送った。
明日なら都合がつくのですが
あさってからしばらくお休みがないのです。
その後ですと来月に入ってからになるかと思います。
彼からの返信はすぐにやってきた。
はじめにピースの絵文字が入り
やった!!
携帯からメール嬉しいです。
明日あいてます。
じゃあ5時にエントランス横のラウンジで待ってます。
私は
私の胸が早鐘を打っていることに気が付いた。
でも・・・
彼は最近売り出し中の
人気モデルで
時々ドラマにも出たりしている。
そんな人と
食事なんかに行っていいの?
しかも彼はわたしより8才も年下の22才
どうなの・・・・
自問自答を繰り返した。
でも・・・
その時気が付いた
そうだ。
これはこの前のお礼よ。
お世話になったんだから
きちんとお礼はしなきゃいけないわよ。
うんうん。
そうよ!
そうよ!!
そうよ~!!!
そう結論付けて
自分を納得させた。