Shooting Star
*edit
2013/02/03 01:03:55
2013/02/03 01:03:55
車は東京タワーをあとにして
浜崎橋ジャンクションを通過した
目の前に
海が見えてくると
一気に気持ちがあがる・・・
音楽に合わせてリズムを取りながら
ハンドルを握る彼の横顔が好き
顎から肩にかけてのライン
上腕から肘そして手首にかけて・・・
ギアを握る手に男を感じるのは
私だけじゃないはず・・・
そんなことを考えていると
なんだか急に頬が上気してきて
胸がドキドキしてしまった
車は11号線に入り
レインボーブリッジに向かう
夜の海は暗くて静か
着陸態勢に入った飛行機が
赤いランプを点滅させながら
高度を下げていくのが見えた
その時・・・
「あっ!!」
彼は急に大きな声を出し
そして
何かブツブツ言っている
「どうしたの?」
「今、流れ星みた??」
遠くの空を指差す彼
「気がつかなかった・・・」
「願い事3度言ってみた」
彼のこういうところが好き
「何をお願いしたの」
「それは・・・秘密」
人差し指を唇にあてて
「し~っ」のポーズ
私は少し拗ね気味に顔を右に向け
助手席の窓から外をのぞいた
澄み切った
冬の夜空に瞬く星がキレイだった
「願い事はさ・・・ルナと俺の事だよ」
そう言うと
彼は
右手を伸ばし
私の左手に重ねた
彼がまた少しスピードをあげた
車はすべるように走る・・・
私と彼は流星になったみたいに
お台場へ向かうなだらかな下り坂を走っていった
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浜崎橋ジャンクションを通過した
目の前に
海が見えてくると
一気に気持ちがあがる・・・
音楽に合わせてリズムを取りながら
ハンドルを握る彼の横顔が好き
顎から肩にかけてのライン
上腕から肘そして手首にかけて・・・
ギアを握る手に男を感じるのは
私だけじゃないはず・・・
そんなことを考えていると
なんだか急に頬が上気してきて
胸がドキドキしてしまった
車は11号線に入り
レインボーブリッジに向かう
夜の海は暗くて静か
着陸態勢に入った飛行機が
赤いランプを点滅させながら
高度を下げていくのが見えた
その時・・・
「あっ!!」
彼は急に大きな声を出し
そして
何かブツブツ言っている
「どうしたの?」
「今、流れ星みた??」
遠くの空を指差す彼
「気がつかなかった・・・」
「願い事3度言ってみた」
彼のこういうところが好き
「何をお願いしたの」
「それは・・・秘密」
人差し指を唇にあてて
「し~っ」のポーズ
私は少し拗ね気味に顔を右に向け
助手席の窓から外をのぞいた
澄み切った
冬の夜空に瞬く星がキレイだった
「願い事はさ・・・ルナと俺の事だよ」
そう言うと
彼は
右手を伸ばし
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彼がまた少しスピードをあげた
車はすべるように走る・・・
私と彼は流星になったみたいに
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