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読書の秋に 

「う~ん」
子どものような声で
彼が寝起きの伸びをしている。

 

朝の伸びは気持ちがいいと
毎朝実行する彼なのです。

 

 

今日の彼は
起きてシャワーをあびた後
軽くコーヒーを飲み

パティオに置いた
チェアで本を読み始めた。

 

一昨日の散歩の時に買った文庫本。
ある少年の夏休みを描いた小説。
 


ここ何ヶ月で取れた久しぶりのOFF
少し遅れた夏休みと取っている自分と
重ね合わせたみたい。

「なんだか懐かしいな・・・。
子どもの頃の夏休みを思い出すよ・・」

 


陽射しが強くなりはじめ
彼は太陽に包まれながら一心に本を読んでいる。

 

「焼けちゃうんじゃない」と声をかけるけど

サングラスをかけた彼は
白い歯をみせるだけ

「太陽に愛されてるからね」なんて

腕のうぶげが金色に陽の光に輝いていた

 

 

冷房が効いた部屋で読書すればいいのに

彼のもとに
絞りたてのフレッシュグレープフルーツジュースを運んであげた


 

「今年の秋は読書の秋にしよう。そうしよう」
と妙に真面目に言う彼のほっぺに
軽くキスをして。

 

▼つづきはこちら▼

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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
あなたもlunaと一緒にステキな妄想してみませんか。
できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。