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朝焼け 

初めて
彼と
朝焼けを見たのは
箱根だった。

 


昨日の夜
夕食の日本蕎麦を食べながら
あっさり告白された私は


嬉しすぎて
なにがなんだか

頭がパニックになり・・・・

 


「夕焼けもいいけど
朝焼け見たいな。一緒に・・・」

という彼の言葉にyesの返事をしてしまった。

 

 

 

 

そして・・・

 

 

気が付くと
私は彼の腕の中にいた。


「ルナ・・・とか呼んでみたい」
まっすぐな瞳でそう言う彼。
私は
たちまちその瞳にすいこまれてしまった。

 

彼と出会った時から
こうなる事を
どこか遠くで知っていたような気がする。

 

ううん・・・
違う・・・
もう
ずっと前から・・

彼と出会って
そして
彼の腕に抱かれることを
知っていたような気がする。

 

 

それはとても不思議な感覚だった。

 

 


私は夢かうつつかわからないまま
朝を迎えてしまった。

 

 

隣で寝息をたてているのは
美しい天使・・・

 

 

私は
天使の腕からそっと抜け出し
バルコニーへ出て

色付き始めた水平線のあたりを
ぼんやりとながめていた。

 

 

 


「ルナ・・・・」

優しい彼の声がして
振り返ると

彼が立っていた。

すごく不安そうな顔をして・・・


「起きたらいないからさ・・・びっくりしたよ」
そう言うと
背中からぎゅっと私を抱きしめた。

 

昨日
あんなに
ふわっと緩く
抱きしめてくれた
同じ腕とは思えないほど・・・

抱きしめる腕は
力強かった。

 

「もう俺のルナだよね・・・」
私の髪に顔をうずめて
彼は
ひとりごとのようにつぶやいた。

 

 

 


さっきまで
水平線のところにただよっていた
雲が消えて

朝陽が少しずつ
光の矢を放っている。

あたりが
朝焼けの赤に染まっていく。


それは
暮れていく夕焼けとは違って
力強い
赤い色だった。

 


「俺、夕焼けより朝焼けがスキ・・・なんか得した気になるよ・・・」

彼はそう言うと朝陽に向かって大きく手を広げた。

 

 

 


 

▼つづきはこちら▼

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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
あなたもlunaと一緒にステキな妄想してみませんか。
できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。