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普通の日常 

彼が起きてきたのは
お昼を少し過ぎた頃だった。


起き抜けの彼は
寝癖の髪の毛で
腰にタオル一枚。

シャワー浴びてくる
と鼻にかかった声で言うと

バスルームへ消えて行った。


彼が出てくるまでの間に
食事の用意を整えた。


この後すぐにジムに行くというので
カフェオレとオレンジマフィン
それとサラダ。
あまり食べるとからだが動かないからね。

 

シャワー後の彼は
少しだけシャキッとしてる。


だけど背中がびしょびしょ。
私はそのままダイニングチェアーに座ろうとする彼の背中を
タオルで拭いてあげた。

マフィンをもぐもぐ食べながら
ありがと
と言う彼。


「久々に寝すぎた」
大きなあくびを一つ


昼のTVを見ながら無邪気に笑っている


食事を終えて
着替えた彼はジムへ出かけて行った。


しかし
意外と早く帰ってきた。

どうやら軽く運動しただけみたい

でもからだを動かした後の彼は
さっぱりとした様子だった。

 

リビングのカウチに横になって
買ってきたばかりの文庫本を読んでいる。

 

でも
少しすると


気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた。

 

私はブランケットをかけるために
そっと彼に近づいた。


いつ見ても
きれいな寝顔・・・

私は時間が経つのも忘れて
彼の寝顔に見とれていた。


「ルナ・・・」
と彼が私を呼んだ。

でも
彼は目を閉じたまま・・・。


どうやら寝言みたい・・・。


寝言で私の名前を呼んでくれるなんて
ちょっと嬉しいな。


結局
彼はそれから夕食までの間
眠り続けた。

 

食事の後は
バレーボール観戦。


夢中で応援する彼。

「俺もあのチアバルーンほしいな」と言いつつ

「頑張れ日本!!」とテレビに向かって応援してた。

 

夢中になりすぎて
またビールを倒してたけどね。


 

▼つづきはこちら▼

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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
あなたもlunaと一緒にステキな妄想してみませんか。
できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。