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昼下がりの・・・・ 

満員のエレベーターが6Fに着いてドアが開き
乗っていた人のほとんどがそのフロアで降りた。




ミニシアターの入口の横に上映中の映画のポスターがありその下に上映時間が書いてあった。




そしてその上映時間の下に大きく赤い字で「満席」と書いてある紙が貼ってあった。



チケットを持っている人は左側のエントランスから中に入り
私はそのポスターの前にひとり取り残されてしまった。




「満席だ・・・」


私の後ろから私の心の中を見透かしたような声がした。



私の他にも私みたいな人がいるんだ・・・
ちょっと安心したけど

見たかった映画を見ることができない事に少々凹んでしまった。

声の主を確かめることをせずにそっとその場を離れエレベーターホールへ戻ろうとした

すると
「諦めちゃうの?」という声が追いかけてきた



聞き覚えのあるその声に振り返ると
そこには
んふふふ
と笑いをこらえるような表情をした彼が立っていた。



「どうしたの???」
私は心底びっくりしてバックを床に落としそうになってしまった。



「今日ルナがここに来ると思ってさ」


あまりにも驚いて固まってしまった私に


「お茶でも飲もうよ」
彼は私の手を取り歩き出した。



一旦下へ降り通路で繋がっている隣りの建物へ入った。


有名な老舗ホテル
ここのティーラウンジのアフタヌーンティーは有名だ。


こんなおしゃれなところで
おもいがけなく彼と午後のお茶を楽しめるなんて
私の凹んだ気持ちも少し直ったような気がした。







エレベーターのドアが開いて降り立ったのは
スカイラウンジではなくて客室のフロアだった。


「お茶飲むんじゃなかったの??」


「そうそうお茶飲むんだよ」


スタスタと前を行く彼を追いかけるように私は小走りでついていった。





彼はポケットからカードキーを出すとロックを解除し部屋の扉を開けた。







「部屋とったんだ。ルナとお茶しようと思って」






部屋に入ってまた驚いた


そこはスイートルームだった。
すでにルームサービスでアフタヌーンティーの用意も整っていた。





なんで今日私があの映画を観にくるってわかったの



私はコートを脱いで
いかにも高級そうな猫脚のソファの上に置きながら彼に聞いてみた。




ん?
だってキッチンのカウンターの上にメモした紙が置いてあったから


彼はお茶の用意をしてくれるらしい
ワゴンのところへ行き
ティーポットとカップを整えながら言った。



そうだった・・・
昨夜ネットで上映時間とシアターの場所を調べて
メモしたんだった・・・


でも今日じゃなかったかもしれないじゃない

私も彼のそばへ行き
お茶の支度を手伝いながら
彼の顔をのぞきこむようにして言った。



昨日の夜
俺、聞いたじゃん。忘れた?


私が首を傾けて考える仕草をすると


そっか気持ちよすぎたから覚えてないんだ

彼はいたずらっぽい瞳で私をみつめてそう言った




なっ!!!

それから先の言葉が出なかった。
私は赤面し
危うくマイセンのティーカップを手から落とすところだった。



確かに昨夜
朦朧としている時に聞かれたような気がする・・・



ルナ明日どこか行くの???


ミニシアターでやってる映画観に行こうかなっておもってる・・・




ネットで席予約した?



してないよ・・・だって行けるかわからないの
仕事が終われば行けるんだけど・・・



そんな会話をしたような・・・







それから
彼と私は
ホテルのスイートルームで贅沢極まりないアフタヌーンティーを楽しんだ





私が来なかったらどうしたの




絶対来ると思ったよ
それに
ネットで調べたら席はすでにSOLD OUTになってたし



私の考えが甘かったわ
こんなに人気ある映画だと思わなかったし・・・・




でも・・ルナ
7時の回のチケットは取れてるよ
一緒に観よう





彼はいつから
こんな気の利く男になったのだろう
私は少し眩しい思いで彼が
ケーキを取り分けてくれるのを見ていた。





ルナまだ7時の回まで3時間以上あるんだけど
どうする?





彼は潤んだ瞳で私を見つめた。
その瞳を見れば
おのずと「どうする?」という問いの答えは出ている・・・







彼が私を促すように立ち上がった。
そして私をお姫様だっこして隣りの部屋に運んだ





スイートルームのベッドルームはとても優雅だった





たまにはこんな事もありかも・・・
そう思いながら
私は目を閉じて彼の重みを全身で感じていた






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luna
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もちろん全部フィクションです。
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