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嵐の朝に・・・ 

カーテンを開ける気配で目が覚めた


彼が窓際に立ち
外を見ていた・・・


私はそっとベッドをぬけ出して
彼のそばに寄り添った。



高層マンションの窓の外は
一面真っ白で視界がきかなかった

ガラスに当たり流れ落ちる雫が雨の激しさを告げていた



青い空が恋しいの・・・?

彼に聞いてみた

でも彼はそれには答えず

ふふっ・・
と笑うと
私をすくい上げるように抱き上げベッドに運んだ


そして私をそっと横たわせると
私の横に滑り込み
左手で私の髪を撫でながら
熱い眼差しで私を見つめた・・・







昨夜遅くに帰国した彼は
約12時間のフライトの疲れも見せず
元気な笑顔で帰宅した。




玄関まで迎えに出た私を大きく手を広げて抱きしめてくれた



ルナ・・・ただいま・・・


懐かしい甘くて柔らかい声
その声が耳に届いた瞬間
私は彼の魔法にかかってしまった・・・








私は彼に導かれるままに
夜の海に漕ぎ出していった


はじめ凪いでいた海は次第に波を立てた・・・


魔法にかかったままの私は
どこにいるのかさえわからなくなってしまった


ただふわふわと心地よく漂っていた



私は彼の腕に抱かれながら
それまでの寂しさが跡形もなく消えていくのを感じていた




彼は休むことなく
何度も何度も繰り返し



キラキラ光る真っ白な場所へ

真っ暗な深海の底へ

荒れ狂う大海原へ

私を連れて行った。





彼の中にロスでインプットした何かたくさんのものが詰まり
アウトプットするために出口を探し求めているような感じだった


彼はそれを私に向けてきた・・・


私は私の全力をかけてそれを捉えようと必死だった・・・











彼の唇が私の首筋をかすめた


私は目を閉じて
もう一度彼に身を任せた


重ねた手のひらに
もう力が入らない




愛してる・・・
喘ぐように言った


ルナ・・・
愛してる


彼の熱い息遣いと
愛してるの言葉が
私の頭の中でグルグル回っていた












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HN:
luna
性別:
女性
自己紹介:
彼の日記を元にlunaが妄想で日記を書いてます。
もちろん全部フィクションです。
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できれば「luna=あなた」で妄想しながら読んで下さい。