レシピ
*edit
2013/01/23 01:30:18
2013/01/23 01:30:18
「ルナ~できたよ」
そう言いながら彼が部屋へ入ってきた。
トレーには彼が作ってくれた「肉すい」がのっていた。
先日出演した番組で食べた料理
あまりにも美味しかったのでレシピをもらってきたと
嬉しそうに話してくれた。
本日ダウンして寝込んでいた私の為に
彼が腕を振るってくれたのだ。
「熱いから気をつけて」
そう言ってトレーを渡すと
私の隣りに座ってじっと私を見つめる。
「ふ~ってして。ふ~って」
と「ふ~」の形に口をすぼめる彼が可愛い。
私は
彼に言われた通りに「ふ~」ってしながら
ひとくち口に運んだ。
「どう?美味しい?」
「ん!美味しい」
私の言葉にとても嬉しそうな彼。
「ちょっとね・・・ちょっと違うんだよな。ほんとはもっと美味しいんだよ」
肉すいという料理を食べたのは初めてだったけど
彼の作ったそれは充分美味しかった。
「出汁かな?出汁だよな・・・」
ぶつぶつと言っている彼が
これまた可愛い。
「レシピ通りに作ったんだけどなぁ・・・」
彼は
自分が食べた味をそのまま出したかったようだけど
なかなかどうして
普段全く料理をしない彼にしては
上出来な仕上がりだと思う
とにかく真面目なのだ。
それから彼は
収録の細かい出来事をおもしろおかしく話して聞かせてくれた。
「たくさん食べられるように」と腹ペコ状態で収録に臨んだこと
料理が美味しすぎてパクパク食べてしまいペース配分を間違えてしまったこと
などなど
気がつくと食べるのも忘れて彼の話を夢中で聞いていた。
「ルナ・・・ちっとも減らないね。やっぱりあんまり口に合わなかった?」
「そうじゃない・・・」
と言いかけたところで
「じゃあさ
食べさせてあげる」
そう言って私の手からスプーンを取り
もうそんなに熱くなくなった肉すいの具をすくって
「ふ~っ」としてから
私の口に入れてくれた。
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そう言いながら彼が部屋へ入ってきた。
トレーには彼が作ってくれた「肉すい」がのっていた。
先日出演した番組で食べた料理
あまりにも美味しかったのでレシピをもらってきたと
嬉しそうに話してくれた。
本日ダウンして寝込んでいた私の為に
彼が腕を振るってくれたのだ。
「熱いから気をつけて」
そう言ってトレーを渡すと
私の隣りに座ってじっと私を見つめる。
「ふ~ってして。ふ~って」
と「ふ~」の形に口をすぼめる彼が可愛い。
私は
彼に言われた通りに「ふ~」ってしながら
ひとくち口に運んだ。
「どう?美味しい?」
「ん!美味しい」
私の言葉にとても嬉しそうな彼。
「ちょっとね・・・ちょっと違うんだよな。ほんとはもっと美味しいんだよ」
肉すいという料理を食べたのは初めてだったけど
彼の作ったそれは充分美味しかった。
「出汁かな?出汁だよな・・・」
ぶつぶつと言っている彼が
これまた可愛い。
「レシピ通りに作ったんだけどなぁ・・・」
彼は
自分が食べた味をそのまま出したかったようだけど
なかなかどうして
普段全く料理をしない彼にしては
上出来な仕上がりだと思う
とにかく真面目なのだ。
それから彼は
収録の細かい出来事をおもしろおかしく話して聞かせてくれた。
「たくさん食べられるように」と腹ペコ状態で収録に臨んだこと
料理が美味しすぎてパクパク食べてしまいペース配分を間違えてしまったこと
などなど
気がつくと食べるのも忘れて彼の話を夢中で聞いていた。
「ルナ・・・ちっとも減らないね。やっぱりあんまり口に合わなかった?」
「そうじゃない・・・」
と言いかけたところで
「じゃあさ
食べさせてあげる」
そう言って私の手からスプーンを取り
もうそんなに熱くなくなった肉すいの具をすくって
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