もしかしたら花粉症
*edit
2013/03/18 15:24:54
2013/03/18 15:24:54
彼のくしゃみで目が覚めた。
立て続けに3回
彼は私の頭の下からそっと腕を外すと
上半身を起こして鼻をかんだ
「どうしたの?」
私は心配になって彼の顔を覗き込んだ
「風邪・・・引いたのかな??」
かなりの鼻声
心なしか目も潤んでいる
額に手を当ててみた。
「熱はないみたい・・・
もしかしたら・・・」
言いかけると彼が私の口の前でバッテンを作った。
「絶対違う!!」
そう言うとスネたように布団に潜り込んでしまった。
するとまた
くしゃみを3回
手だけ布団から出してティッシュを探している
そんな彼が可愛くて
そっとティッシュを握らせてあげた
すると彼は私の手首を掴み
自分の腕の中に引き寄せた。
私はお母さんが赤ちゃんにするように
彼の鼻にティッシュをあてた
「はいチーンてして」
「ルナ!!」
ちょっと怒ったように言うと
少し乱暴に口づけた。
彼はわざと荒っぽいキスをしかけてきたけど
鼻が詰まっていて苦しそうに
すぐに顔を離してしまった。
私がくすっと笑うと
今度は首筋に顔を埋めてきた
彼の息が熱くてくすぐったかった。
私は追い立てられるように
彼に手を引かれて
真っ白な空間に連れていかれてしまった
待って
と言っても
待ってくれない
やがて私は
金色の光に包まれ
舞い上がった白い羽毛がふわふわとおちてくるように
部屋の中を漂っていた
彼が私の額にはりついた前髪をかきあげながら言った
「俺
ぜってー認めない
認めたら負けだからね」
そう言いながら
またくしゃみを3回
そんな彼が心の底から愛しかった
「大丈夫・・・
花粉症じゃないよね・・・きっと」
私は彼の鼻のあたまにチュっと音をたててキスをした。
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立て続けに3回
彼は私の頭の下からそっと腕を外すと
上半身を起こして鼻をかんだ
「どうしたの?」
私は心配になって彼の顔を覗き込んだ
「風邪・・・引いたのかな??」
かなりの鼻声
心なしか目も潤んでいる
額に手を当ててみた。
「熱はないみたい・・・
もしかしたら・・・」
言いかけると彼が私の口の前でバッテンを作った。
「絶対違う!!」
そう言うとスネたように布団に潜り込んでしまった。
するとまた
くしゃみを3回
手だけ布団から出してティッシュを探している
そんな彼が可愛くて
そっとティッシュを握らせてあげた
すると彼は私の手首を掴み
自分の腕の中に引き寄せた。
私はお母さんが赤ちゃんにするように
彼の鼻にティッシュをあてた
「はいチーンてして」
「ルナ!!」
ちょっと怒ったように言うと
少し乱暴に口づけた。
彼はわざと荒っぽいキスをしかけてきたけど
鼻が詰まっていて苦しそうに
すぐに顔を離してしまった。
私がくすっと笑うと
今度は首筋に顔を埋めてきた
彼の息が熱くてくすぐったかった。
私は追い立てられるように
彼に手を引かれて
真っ白な空間に連れていかれてしまった
待って
と言っても
待ってくれない
やがて私は
金色の光に包まれ
舞い上がった白い羽毛がふわふわとおちてくるように
部屋の中を漂っていた
彼が私の額にはりついた前髪をかきあげながら言った
「俺
ぜってー認めない
認めたら負けだからね」
そう言いながら
またくしゃみを3回
そんな彼が心の底から愛しかった
「大丈夫・・・
花粉症じゃないよね・・・きっと」
私は彼の鼻のあたまにチュっと音をたててキスをした。
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