あなたの手相
*edit
2013/01/30 11:03:53
2013/01/30 11:03:53
重ねた掌をほどいて
彼は両手で私の頬をはさみ
そっと唇を重ねてくれた
しばらく彼の腕の中でまどろんでいた私に・・・
「ルナ・・・てのひら見せて・・・」と
彼は私の左手をとった
彼の左手の人差指が
私の左手の手のひらの線をなぞる
「くすぐったいよ」
そう言って手を引っ込めようとすると
「待って待って・・・今ルナの手相見てるんだから」
彼はそう言ってしばらく私の手のひらの線を
なぞっていた
「ルナ・・・ルナのそばにルナをとても愛してる男性がいるよ・・・
そしてその男性を信じてついていけば間違いないって・・・」
「手相にそう出てるの?」
「んふふふふ・・・」
彼は私の両手を自分の両手で包むようにして
優しく笑った
「私にも見せて・・・」
今度は私が彼の右手を手に取り
手のひらを人差し指でなぞってみた
「有名な武将に多い手相ですね・・・
真面目で・・・きっちりしてる性格・・・
ん・・・少しナルシストかも・・・」
私はわざと大げさな口調で言った
「テレビで言われた通りだな・・・」
「そうよ・・・だって私手相見れないもん」
彼と私は目を合わせて笑った
「繊細で純粋で頑張り屋さんで・・・名前と生年月日で司られているのね」
彼を知ってる人であれば
必ずしってるであろう彼の内面だった
それは彼がこの世に生を受けたときから決まっていたことなのか・・・
私の中に彼を愛しく思う気持ちが溢れて
私から彼の唇に私の唇を重ねた
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彼は両手で私の頬をはさみ
そっと唇を重ねてくれた
しばらく彼の腕の中でまどろんでいた私に・・・
「ルナ・・・てのひら見せて・・・」と
彼は私の左手をとった
彼の左手の人差指が
私の左手の手のひらの線をなぞる
「くすぐったいよ」
そう言って手を引っ込めようとすると
「待って待って・・・今ルナの手相見てるんだから」
彼はそう言ってしばらく私の手のひらの線を
なぞっていた
「ルナ・・・ルナのそばにルナをとても愛してる男性がいるよ・・・
そしてその男性を信じてついていけば間違いないって・・・」
「手相にそう出てるの?」
「んふふふふ・・・」
彼は私の両手を自分の両手で包むようにして
優しく笑った
「私にも見せて・・・」
今度は私が彼の右手を手に取り
手のひらを人差し指でなぞってみた
「有名な武将に多い手相ですね・・・
真面目で・・・きっちりしてる性格・・・
ん・・・少しナルシストかも・・・」
私はわざと大げさな口調で言った
「テレビで言われた通りだな・・・」
「そうよ・・・だって私手相見れないもん」
彼と私は目を合わせて笑った
「繊細で純粋で頑張り屋さんで・・・名前と生年月日で司られているのね」
彼を知ってる人であれば
必ずしってるであろう彼の内面だった
それは彼がこの世に生を受けたときから決まっていたことなのか・・・
私の中に彼を愛しく思う気持ちが溢れて
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